大会実行委員長挨拶

第36回浜松大会への招待状

前回の札幌大会（第35回日本微生物生態学会）、参加された皆様、いかがでしたか。現地に足を運べば、即ち、日常（職場）から離れた開放感と研究三昧の時間にドップリ浸かり、管理運営なんて垢もポロポロと剥がれ、身もこころもスッキリと、新しいアイデアと意欲で満ち満ちたのではないでしょうか（夜の部で毎回燃え尽き・・・最高です）。


スッキリといえば、札幌大会では新しい取り組みが為されました。立て看、受付、クローク人員を設置せず、また企業展示ブースも控え目にされたことです。これをコロナ禍によって、大会運営のスキルが落ちた弊害と見るか、あるいは大会運営側の負担軽減とサイエンスを大事にする姿勢を取り戻したと見るか、もちろん大会運営側の姿勢は後者にありました。この姿勢は大事に継承したいと考えています。


第36回微生物生態学会浜松大会は、2023年11月27日（月）をゼロ日目として同月30日（木）までの1＋3日間です。当初は静岡大学浜松キャンパスでの開催と考えましたが，コロナ禍に伴う大学施設利用に目処が立たず、JR浜松駅から歩いて5分程度のアクトシティ浜松コングレスセンター（2014年に第1回環境微生物合同大会を開催した会場）で開催予定です。現時点では、コロナ禍対応に伴う会場のセッティングについて、人の分散と利便性の両立を図るべく知恵を絞っているところです。


また、第36回浜松大会では、第13回ASME（Asian Symposium on Microbial Ecology）も同時開催です。それに伴い、これまで以上に英語のセッションを増やす予定です。要旨も英語での併記を検討しています。コロナ禍があり、侵略戦争があり、また独裁的傾向やキナ臭さと閉塞感が拡大している中で、韓国および台湾を主軸とするアジア諸国および欧米からの研究者が本大会に集うこと、それ自体に意義があるでしょう。サイエンスを楽しむ者同士が、幅広く交流し知的刺激を互いに享受する場になることを心から願っています。

実行委員会一同、皆様の参加を心よりお待ちしております。

第36回日本微生物生態学会実行委員長
二又　裕之（静岡大学）

大会概要／About Conference

主催日本微生物生態学会 （共催 静岡大学グリーン科学技術研究所）
開催方式対面開催 (感染流行状況によっては変更となる可能性があります）
会場静岡県浜松市中区板屋町１１１−１
アクトシティ浜松　コングレスセンター(口頭・シンポ 他) ・展示イベントホール(ポスター 他) ・
大ホール(受賞講演会・表彰式・閉会式)
会期2023年11月27日(月)～11月30日(木)
内容27日：M&E編集委員会、微生物生態学会評議委員会、若手会
28日：口頭発表・ポスター発表・シンポジウム・企業ランチョンセミナー・自由集会
29日：口頭発表・ポスター発表・部会ランチョンセミナー・懇親会
30日：シンポジウム・受賞講演会・表彰式・閉会式

スケジュール

大会プログラムをご覧ください。一般口頭発表、ポスター発表、自由集会、シンポジウム、ランチョンセミナー、高校生ポスター等の企画を予定しています。

一般講演（口頭発表・ポスター発表）の申込締切は 9 月の予定です。一般口頭発表の一部は英語セッションとします。

シンポジウム（日本語・英語）、自由集会、ランチョンセミナーの企画を公募します。5月28日に申請締切、6月に採否通知の予定です。

アクセスマップ

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事務局からのご連絡について

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大会実行委員会

大会実行委員会

二又裕之（大会実行委員長　静岡大学）、木村浩之（大会実行副委員長・会計担当　静岡大学）、濱村奈津子（プログラム・シンポ担当　九州大学）、齋藤明広（シンポ・自由集会・部会担当　静岡理工科大）、鮫島玲子（託児室担当　静岡大学）、青井議輝（プログラム・シンポ担当　広島大学）、新谷政己（広告賛助・懇親会担当　静岡大学）、田代陽介（プログラム担当　静岡大学）、中井亮佑（プログラム・シンポ担当　産業総合研究所）、相羽智美（HP・事務担当）、金原 和秀（特別顧問 静岡大学）